続く猛暑・・・熱中症まだまだ警戒!
熱中症に注意!
対策と対処を再確認!
連日、北海道とは思えないような猛暑日が続いております。
熱中症の兆候にセンサーを尖らせ、重症化しないように、室内外を問わずに熱中症へ十分な対策をしましょう
熱中症にかからないための対策と熱中症になってしまった時の対処を再確認しましょう。
またパニックになってしまた時は迷わず119番通報し、電話先の指示に従うようにしましょう。
再確認! 「熱中症への対策」
1:こまめな水分補給を行いましょう
近くに飲み物を置き、こまめに水分を補給するようにしましょう。
周りに合わせる必要はありません、体調、汗の量、体温、体組成などなど、体のコンディションは人それぞれ違います。
また、可能であれば水やお茶ではなく水分補給に適したスポーツドリンクや熱中症対策飲料などを飲むようにしましょう。
注意 : 経口補水液
経口補水液を水分補給用として頻繁に摂取することはお勧めしておりません。
最近よく耳にする経口補水液ですが、スポーツドリンク以上に体への水分補給効率が高く、効率が高すぎる故に常用として飲むと下痢などを起こしやすく、脱水症状などを助長してしまいます。
経口補水液は熱中症の症状がある場合に飲む、もしくは飲ませるのが望ましい。
・日常的に水分補給をする場合にはスポーツドリンクや熱中症対策飲料を飲み、
・熱中症に陥ってしまった場合には経口補水液を飲む
上手に使い分けることが大切です。
2:適度な塩分補給を行いましょう
汗にはナトリウムが含まれており、失った水分と共に少量の塩分を摂取して補給してあげる必要があります。
ナトリウムを補給せず、水分ばかり摂取していると、血中のナトリウム濃度が低下し、体が濃度を下げないために水分を吸収しなくなってしまい、尿ばかり出るようになってしまい、熱中症を悪化させてしまいます。
水分と合わせて少量の塩分を摂取するように、習慣づけましょう。
熱中症対策の塩タブレットや塩分を含んだ飴などを上手に活用するようにしましょう
3:こまめな休息をとろう
水分補給と塩分補給、上がった体温を下げるために、こまめな休息をとるようにしましょう。
休憩中は可能な限り日陰や風通しのよい場所で休憩するようにしましょう。
休憩中に熱中症の諸症状がないか、自分の体調を確認するようにしましょう、症状が感じられる場合は周囲に相談し、経口補水液などを摂取し体を冷やすようにしましょう。
休憩後に体の状態をもう一度注意深く確認しましょう。
症状の悪化もしくは改善が見られない場合は早めに救急車の手配を行いましょう。
4:直射日光を避けましょう
作業中はなかなか日陰を探して歩くことが難しいかもしれません、ですが直射日光は体温を上げるばかりか、周りの温度も上げ気温以上に周辺温度が上昇してしまいます。
可能であれば直射日光の当たらない日陰を探して入るようにしましょう
地面周辺は特に温度が上昇するため、姿勢を低くした状態で地面に近い場合はさらに警戒が必要となります。
5:バランス良く栄養を取ろう
暑い日には食欲が低下しがち、夏バテの状態では熱中症に陥りやすくなるばかりか重症化するリスクも高くなってしまいます。
バランスの良い食事を心がけ、日ごろから健康増進を心がけましょう。
6:声を掛け合おう
仕事をしていると、ついつい「我慢」をしてしまいがち、熱中症の初期症状を見逃してしまうと、重症化して倒れるまで気が付かないことだってあります。
「水分補給をしよう」「少し休憩をしよう」「体調は大丈夫?」など、声掛けを行い、周囲に熱中症予防を行うタイミングを作りましょう。
「クラクラする」「立ち上がれない」「力が入らない」「筋肉がつってしまった」などの体の異変を周りに伝えるのも大切です、周りの人に伝え涼しい場所で休憩を取るようにしましょう。回復が見込めない場合は救急車などを手配し、命を守る行動を行いましょう。
再確認! 「熱中症の症状と対応」
1:軽度な症状
症状
・目まい
・立ちくらみ
・こむら返り
・手足のしびれ
・異常な量の汗
熱中症の初期症状です。
上記症状をいかに早く感じ取り、危険だと認識できるかが重要です。
ただの疲れだと思わずに、いち早く熱中症を疑い対応しましょう
対応
・涼しい場所で休憩
・水分と塩分を補給(経口補水液がおすすめ)
症状の回復が見込めない場合、又は症状が悪化している場合は医療機関を受診する
2:中度な症状
症状
・頭痛
・吐き気
・体のだるさ
・意識がもうろう
・力が入らず立ち上がれない
熱中症の初期症状が進行した状態です。
速やかに休息をとり、経口補水液など水分補給に適した飲料を摂取し、首の周り、わきの下、太ももの付け根を冷やし、体温を下げるようにしてください。
対応
・涼しい場所で休憩
・水分と塩分を補給(経口補水液がおすすめ)
・衣服を緩める、脱がす
・首回り・脇の下・太ももの付け根を氷で冷やす
症状の回復が見込めない場合、又は症状が悪化している場合は「速やかに」医療機関を受診する
2:重度な症状
症状
・体が熱い(発熱)
・受け答えがおかし
・痙攣している
・動けない
・意識がない
熱中症で危険な状態です。
命の危険がありますので、速やかに救急車を呼ぶなどの対応を行ってください。
対応
・救急車を要請する
・涼しい場所へ患者を運ぶ
・水分と塩分を補給(経口補水液がおすすめ)
・衣服を緩める、脱がす
・首回り・脇の下・太ももの付け根を氷で冷やす
もしもの時は迷わず通報
自力で水が飲めない ・ 意識がない
そんなときは迷わず救急車へ通報をするようにしましょう。
応急処置を施しても回復する様子が見られない場合にも、通報をするようにしましょう。
通報後は焦らずに電話先の指示に従って冷静に対応するようにしましょう。
よろしくお願いいたします。
TEL 119