【参加報告】住宅の耐震セミナー
皆様の住宅・職場は地震への対策してますか?
昨日、住宅の耐震セミナーに参加してきました。
セミナーには各振興局・市町村職員、設計事務所や一般の方も参加していました。
1.熊本地震現地調査の報告
被害状況の検証から壊れやすい建物の形状や建築した年代の報告がありました。
建物の耐震基準は昭和56年を境に旧耐震と新耐震に分かれます。
阪神淡路大震災の被災状況として、
無災害・軽微を超える中程度以上の損害の建物の割合が、
新耐震建築物が25%に対して旧耐震建築物は66%あったそうです。
また、一階に駐車場などがありピロティ形式になっている建物は注意が必要とのことでした。
2.今年度は住宅等の耐震化を普及啓発する取組を全道で実施するそうです。
○後志総合振興局は下記にて実施予定のようです。
平成28年8月24日(水)13:30~15:00 後志総合振興局 講堂
ご自宅の耐震性能などが気になる方は参加してみてはいかがでしょうか。
※その他全道のセミナー予定はこちらから
3.住宅の耐震化支援として
無料耐震診断と耐震改修補助金(北海道)があります。
受付は振興局建設指導課住宅係(0136-23-1373)まで
・戸建て住宅の無料耐震診断には対象住宅(2階建て以下、延べ面積500㎡以下など)
がありますので、まずはこちらでご確認下さい。
・耐震改修補助金(北海道)
市町村が所有者に助成する額の1/2以内、限度額10万円など条件があります。
詳しくは振興局まで
4.防災への備えとして個人でも出来る耐震対策・防災対策の紹介がありました。
ぜひお試しください。(リンクから見ることができます)
○誰にでもできるわが家の耐震診断「「財団法人 日本建築防災協会」
○みんなではじめる住まいの防災対策「北方建築総合研究所」
○今やろうマーク「東京防災」
5.耐震改修リフォーム融資制度の紹介がありました。
満60歳以上の方も「高齢者向け返済特例制度」を利用すると融資が受けられるそうです。
住宅金融支援機構 お客さまコールセンター0120-0860-35(通話料無料)
セミナー中に渡島地方で大きい地震があり、大きな地震も他人事ではないことを実感しました。
皆様の住宅・職場は地震への対策万全ですか?
自分と家族のいのちを守るために、今できることから一緒に始めませんか?