仮設足場を建ててきました!

工事用の足場仮設工事を行いました

2024/04/17

 住宅改修工事のために仮設足場工事を2日間行ってきました。
天気は曇り時々雨と寒い2日間でした、前日までは晴れた日が続いたに・・・

 作業は、東面と南面を「枠組足場」、西面と北面を「クサビ緊結式足場」で3段を組み、転倒崩壊防止のために壁繋ぎを設置しました。
 いつもであれば、枠組足場で1週グルっと囲んでしまうのですが、隣地との幅が狭く灯油タンクなどもあったため、自由度の高い「クサビ緊結式足場」を併用することとしました。

拓成工業株式会社

1日目

 取り掛かりは南側の枠組足場から設置していきます。
 足場の設置位置を確認し、オートレベルや水平器・コンベックスやインパクトドライバーなど様々なアイテムを駆使しながら、転倒・崩壊など重大な事故が起こらないように、水平垂直で強固な足場を設置していきます。

 弊社最年少の鳶職人さんがレジェンド鳶職人さんと足場をテキパキと組み立てていきます、花壇やガレージなど工夫が必要な場所も相談しながら、単管やクランプ、歩み板などを上手に組み合わせながらセットしていきます。

拓成工業株式会社では若い力を募集しております!

 1日目は南面から始まって東面までを枠組足場で設置して終了、会社に帰って来てから翌日に使用する足場部材(くさび緊結式足場)を準備しました。

壁繋ぎを設置して、足場の転倒や崩壊を防止!安全第一で進めます。

サイディングの間を狙って上手に家の柱と足場を繋ぎます。

変則的な所も、単管やクランプを駆使して足場を作ります!

2日目前半

 2日目前半は東側のくさび緊結式足場から設置していきます。
 東側はかなり狭いスペースで灯油を入れておくホームタンクやガスボンベを保管しておく箱など様々な障害がある難関スペースとなっていますが、拓成工業なら大丈夫!
 微調整と工夫でどんどん足場を組み立てていき、壁繋ぎもしっかりと設置し安全対策も欠かしません。

 1段目さえ決まってしまえば後はどんどん繋げていくだけ、ハンマー1本と足場部材だけで設置できるくさび緊結式足場は流れが出来てしまえば素早く組み立てられるのも魅力の一つ、作業をしている鳶職人も「やっぱビケ足場は早いね~」とつぶやいていました。

狭い場所でもなんのその、どんどん足場を組み上げていきます。

サイディングの間を狙って壁繋ぎを取り付ける金物を設置していきます。

狭い足場の上では、声を掛け合って意思疎通を図りながら作業を進めます。

2日目後半

 2日目後半は北側のくさび緊結式足場を設置していきます。
 北側もかなり狭いスペースですぐ近くに隣の住宅の庭があり、敷地から外には出ないように設置しなければなりません、ですが大きな障害物は存在しないため、比較的組みやすい場所です。
 足をセットする場所を確認してからくさび緊結式足場を組み上げていきます。

 前半で組んでいく流れを掴んだのか、手早くどんどん足場を組み上げていきます。

トン

トントン

トントントン

 そして事件は起こる・・・

職人M「ダメだなこりゃ~!どんだりこんだりだな!」
訳:どんだりこんだり → いい加減な状態

 慣れてきたためか、オートレベルの機械を使わずに水平器を使用して組んでいった結果、組み上がったものは高さ違いで波打つ足場でした・・・
 慣れと慢心はダメだということですね・・・。

オートレベルをセットし支柱1本1本の高さをチェックしていきます。

調整

調整!

微調整!

ピシッと水平!

 オートレベルでピシッと水平を合わせました、これで足場が崩れてしまったり、斜めになった踏板を使用して作業員が滑落してしまうなどの重大事故を未然に防ぐことが出来ました。

 正しい作業が成果物の品質に直結し、高い品質が現場の安全性を高める。 ということですね!

1段目では部材が上手に嚙み合わなくて苦労していましたが、水平垂直を正したあとは簡単に噛み合うようになり、作業スピードも加速していきました。

小型移動式クレーンも活用して重量のある部材を上に運びます。

もちろんこちらの面にも壁繋ぎをセットして足場が転倒するのを防止します。

どんどん組み上がっていき、手摺りなどの細かい部材を取り付けていきます。

ひとまず完成!

足場の外側にメッシュシートを張るなどの工程が残ってはいますが、
作業をする職人さんのスケジュールでは、着手できるのがもう少し先になりそうなので、
風の影響などを考慮して後日になりましたが、9割ほどの作業が完了となりました!

拓成工業株式会社では、お客様・職人様のご要望に合わせた施工が可能です。
部材だけお客様支給で、足場の組立だけの施工も行っております。

工事の仮設足場・祭事のステージ組立など、仮設工事は拓成工業株式会社にお任せください!